〈数量限定〉 マイクロロット スペシャルティコーヒー生豆 フィンカ・ドン・ラファ パチェ ダブル発酵 (2023-2024年) 30kg 農薬不使用 (1キロあたり3,298円)
路線便・時間指定不可 個人名義での購入不可となります。黄桃やマンゴー、アプリコットのような粘着性の甘み。
98,926円
*沖縄・離島への発送の際は「沖縄・離島」をご指定ください。
メキシコからのダイレクトトレードによる「マイクロロット・スペシャルティコーヒー」
まだゆめのつづき では、俗に言う「スペシャルティコーヒー」というカテゴリーにこだわることなく、生産地や生産者、またその出合いの必然にひかれるように、コーヒー豆をそろえてきました。
その偶然の中で「出会った」のがフィンカ・ドン・ラファです。
2018年にはじめてフィンカ・ドン・ラファを訪れて以来、取引を重ねてきました。
1.フィンカ・ドン・ラファのコーヒーについて
フィンカ・ドン・ラファはメキシコ・チアパス州のラスマルガリータスを生産拠点におく農園グループです。
農園は2014年、韓国人のKimさんがメキシコに渡ったところからスタートします。Kimさんがメキシコに住むようになったとき、彼には 2 つの目的がありました。
1つ目は、地元の農家さんと協力し、生産者と生産地域に対して、公正な取り組みの中でスペシャルティコーヒーを生産すること。
2つ目は、メキシココーヒー全体の品質の底上げです。
そのためには、熟したチェリーを収穫するという基本的なトレーニングから、生産工程の細部に至るまで、注意深く行うことを伝えていきました。
高品質コーヒーを生産するためのトレーニングとコミュニケーションを重ね、品質に見合う設備の提供も同時におこないました。
2. フィンカ・ドン・ラファのロケーション
メキシコ・チアパス州の中でもEastern Highlandsのエリアにあります。
マヤビニックやセスマッチの拠点との位置関係をご確認ください。
それぞれの産地は属する山系が違います。フィンカ・ドン・ラファは、グアテマラとの国境にも近く、産地としても名高いウェウェテナンゴと同じ山系に所属します。
3.フィンカ・ドン・ラファの栽培の工夫
フィンカ・ドン・ラファを象徴するコーヒーはパチェ種です。
彼らのコーヒーは、バナナとチャラム (インガベラ) の木による木陰栽培をおこなっています。その中で、完熟したチェリーを選び、コーヒーはきれいな水タンクに通され、浮いているチェリーを取り除き、残りは発酵工程へと運ばれます。発酵は、コーヒーを密封されたEcotactのバッグに 72 時間入れ、無酸素状態をつくります。発酵が完了すると、コーヒーはアフリカンベッドで天日乾燥します。
最終的には、豆の水分量を10.0%〜12.0%の範囲内になるように調整します。
4.ドン・ラファを象徴する「パチェ種」
グアテマラのコーヒーで時々パチェ種というのを見かけますが、それでもあまり聞きなれないという方もいるかもしれません。
ドン・ラファではパチェの栽培が盛んです。
5.集落の様子
年間を通して降雨量の多いサン・ラフェエル。 私が訪問していた日も、小雨が降っており、曇っている時間が長いようです。 集落の入り口は閉ざされていて、通行には、村の人の許可がいるというのが特徴的でした。
6.ダブル発酵について
ダブル発酵は、収穫後のコーヒーチェリーを一定時間、嫌気性の状態で保管します。その後、チェリーを除去し、ミューシレージの状態で、さらに嫌気性発酵させることにより、豆により豊かな風味を引き出します。
このプロセスにより、フルーティーで爽やかな酸味と、甘みや滑らかな口当たりがバランスよく調和した風味が生まれます。ダブル発酵ならではの複雑で豊かな味わいをお楽しみいただけます。
COFFEE DATA
生産者:Finca Don Rafa(フィンカ・ドン・ラファ)
栽培品種:アラビカ パチェ種
認証:なし(栽培期間中農薬不使用)
精製:ダブル発酵
標高:1,500m〜1,700m
その他:100%手摘み、水洗式、天日乾燥、スクリーン・比重選別、電子選別
Cupping Profile(カップコメント)
黄桃やマンゴー、アプリコットのような粘着性の甘み
おすすめの焙煎度合い
浅煎り〜中煎り推奨
〈当店からのお願い〉
当店では、コーヒー生豆の日本国内でのハンドピックは基本的におこなっておりません。
稀に小石やとうもろこしなど、コーヒー以外のものが混入することがございますので、必ず目視でご確認いただけますようお願いいたします。
*尚、小石やとうもろこしなどの異物の混入による返金や返品は基本的にはおこなっておりませんので、ご了承ください。あまりにも混入率が高い場合は、お写真とともに、メールにてご報告いただけますと幸いです。