〈2024年11月入港〉 コーヒー生豆 東ティモール ラメラウ山の麓のコーヒー(レテフォホ村) 30kg 自然栽培 *個人名義での購入不可
路線便・時間指定不可 個人名義での購入不可となります。
57,183円
*沖縄・離島への発送の際は「沖縄・離島」をご指定ください。
昔ながらの自然農法で栽培し、完熟豆のみをていねいに手摘み
1.東ティモール ラメラウ山の麓のコーヒー(レテフォホ村)自然栽培(通称 ピースコーヒー)について
コーヒーベルトのほぼ中央に位置する東ティモール。レテフォホは東ティモール最高峰ラメラウ山のふもとに広がった尾根に位置し1300~2100mと標高が高いため、昼と夜との寒暖差が非常に大きく、昼間太陽に温められて膨らんだ果実が夜の寒さで収縮する、これを成長期に繰り返すことで、しっかりと固く甘いコーヒーチェリーへと成長します。
東ティモールコーヒーの歴史と品種
東ティモールにおけるコーヒーは、1815年にポルトガルの総督が、ブラジルから持ち込んだのが始まりと言われています。
1860年頃には周辺国とコーヒーの取引が行われるようになり、1900年代前半には大規模なプラテーションが作られるました。
1975年、いよいよポルトガルから独立できるというタイミングで、インドネシアの占領下となり、インドネシア軍の設立した会社がコーヒー貿易を独占。しかし、インドネシアがコーヒー栽培を重要視していなかったことから放置され、無農薬で化学肥料を使わない栽培方法が定着しました。
1994年からコーヒー貿易は解放され、2002年の独立前後から民間企業やNGOが参入し、産業として再び活性化してきたという歴史があります。
レテフォホでのコーヒーの栽培の特徴
レテフォホは東ティモール最高峰ラメラウ山のふもとに位置し、標高が1500~2000mという高地であり、日中と夜間の温度差が他地域に比べても大きく、雨季には降雨量が2500〜3000ミリに達するため、東ティモールの中でも特にコーヒー栽培に適した土地と言われています。
農薬や化学肥料を一切使用したことがないピュアオーガニックの恵まれた土壌に育まれ、ネムノキに守られのびのびと自然栽培され、生産者によって丁寧に手摘みされます。
長い混乱の中で手入れがされず、植え替えられる事がなかったので、アラビカ種の中でも原種に近いティピカ種が残っています。品種に関する正確な分類は不明な点が多くあり、DNA鑑定をしていないため定義づけは困難ではあるのですが、2002年にコーヒー事業の可能性調査のために見ていただいたところ「ここにこれだけティピカが残っていたか」とのこと。幹の形、枝の生え方、若芽がブロンズ色であることから、レテフォホのコーヒーはティピカ種だと判断されました。
これまであまり手入れがなされてこなかったため、1本の樹からの収穫量はとても少なく、樹高も高いため、木を引っ張って足で押さえたり、木に登って収穫を行います。
この様子を見て、一般的なコーヒー産地を見てこられた方は、こうやって摘むんですか?ととても驚かれます。まさにコーヒー界最後の秘境、またはコーヒー界のガラパゴス!といった感じだそうです。
2.東ティモールのロケーション
東ティモール最高峰ラメラウ山をのぞむ山の中腹にピースコーヒーのふるさとレテフォホ村があります。
COFFEE DATA
産地 :東ティモール・レテフォホ アスイ・クライク集落 Ducrai ,Letefoho(ドゥクライ、レテフォホ)
生産者:グループリーダPedro de Deus(ペドロ・デ・デウス)さん含む18世帯の農家
品種:ティピカ 他
収穫:2022/23年クロップ
スクリーンサイズ:16UP
認証:有機栽培 (有機JAS認証、ユーロリーフ認証、USDA認証)
精製:ウォッシュト
Cupping Profile(カップコメント)
柑橘系、オレンジのようなさわやかな酸
ローストナッツやくるみ
シルキーで洗練された味わい
おすすめの焙煎度合い
中煎り、中深煎り
情報提供:https://peace-winds.org/
ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は「世界各地の地震・洪水・干ばつなどの自然災害と、紛争や貧困など人為的な要因による人道危機生命や生活の危機にさらされた人を支援しています。また、復興・開発のために支援を行っています。
〈当店からのお願い〉
当店では、コーヒー生豆の日本国内でのハンドピックは基本的におこなっておりません。
稀に小石やとうもろこしなど、コーヒー以外のものが混入することがございますので、必ず目視でご確認いただけますようお願いいたします。
*尚、小石やとうもろこしなどの異物の混入による返金や返品は基本的にはおこなっておりませんので、ご了承ください。あまりにも混入率が高い場合は、お写真とともに、メールにてご報告いただけますと幸いです。